トピックを骨格に落とし込む

ということでこれから実際にスピーチを作っていくところに入りたいのだが、その前に、英検1級2次試験に出てくるスピーチトピックにはどういうものがあり、それぞれ、どうやってスピーチの基本的な型に落とし込んでいくべきなのか、その点について書いてみたい。

その前に、英検1級のスピーチトピックをいくつかのタイプに分類してみよう。
スピーチトピックには、大きく分けて(僕が分けたのだが)、以下のようなタイプがある。

1.Pros and Cons もの
2.What もの
3.Ambiguous もの
それぞれどのような特徴をもっているか、ざっと紹介したい。



1.Pros and Cons もの
トピック自体が「どっちかの立場を選べ」という形になっているもの。
Are genetically modified foods safe? (H.15-1)
Does the media sensationalize crime? (H.15-1)
The pros and cons of the double-income family (H.14-2)

2.What もの
思いつくままに挙げろ、というタイプのトピック
What rights should children have? (H.15-1)
What is the biggest health threat facing mankind today? (H.15-1)
What type of crime most threatens society? (H.15-1)

3.Ambiguous もの
話の定義、方向性が明確に示されないもの
The increasing unemployment rate in Japan (H.14-3)
The social responsibilities of large corporations (H.13-3)
The role of cultural traditions in modern society (H.13-3)



分類してはみたが、それぞれどういう流れで「スピーチの骨格」に沿ったスピーチに持ち込むかの入り口が異なるだけだ。
もっと端的に言えば、スピーチの導入が多少異なるだけである。
それぞれのタイプによって、どういう導入が好ましいかを以下に書く。

1.Pros and Cons もの
どっちでもよいから必ずどちらかの立場をとるようにし、「I think household is rather important than ... . There are mainly tow reasons for ... .」という具合に導入を述べた後、「Firstly, (理由その1)、具体的には... . Secondly, (理由その2)、例えば...。」という具合にネタを披露していく。
「どっちにもいいところはある」とかいう wishy-washy なスピーチだと焦点が定まらなくなってしまうので、必ずどちらかの立場をとること。

2.What もの
「列挙しろ」という形なので、導入では列挙していくネタに自然に持っていけるような流れを作ること。あとは、何か統一された一つの立場から列挙していけばよい。

3.Ambiguous もの
結局は同じである。「今日の教育問題は(〜〜〜)である。なので、私は教育の本当の目的について述べたい。まず第1に、教育の目的は...。」という具合に話を持っていく。
むしろ、ワイルドカード(後述)的なスピーチネタをたくさん持っていると、こういうタイプのものは、導入で好きな方向に話を持っていけるので、やりやすいとも言える。


準備段階でこれだけ知っていれば、スピーチを自分で作れるようになる。
というわけで、次の章では、いきなり口頭練習。

ちなみに、「英検1級ベストアプローチ」では、「スピーチを何本も書いて覚える」なんていう苦行は要求しません。

管理人は、スピーチなんて書いたことないです。何度かやろうとしてみたのだけど、結局、面倒くさくって(笑)

ていうか、純粋に、スピーチ書いても、受かるの早くなりません。
「何本もスピーチを書いてやっと受かった」っていう人の言うことなんか、信じちゃダメですよ!!
こんなこと率直に言ってるとまた敵が増えちゃうけど、はっきり言って、そういう人は、「何本もスピーチを書いてやっと受かった」のではなくて、「何本もスピーチを書くなんていうしちめんどうくさくて試験には無関係なことにエネルギーを費やしていたからなかなか受からなかった」のです。

高校のころとかに、よくいるじゃないですか。ノートをキレイに取る事に一生懸命で成績あがらないヤツ。アレです、アレ。


「英検1級ベストアプローチ」での書評等は、すべて英検1級受験対策として役にたつかどうかを作者が主観的に評価しているだけのものであり、それ以上のことは一切評価には入れていません。


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