朝の港にて
薄明かりの港を照らすヴェスビオの陽よ
私は私の涙でおまえを濡らそう

宵の静寂を残す霧のうちに
おまえはその光軸をとめどなく含ませて叫ぶ
おまえの恍惚のうちに

陸からの風が波止場を揺らし
漣に小船は泣き崩れる

おまえはこの霧の如き永久の静寂のうちに
おまえは静寂に消えたおまえの青い海のために


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