セメンテリオにて
セレッソの花咲く春の一日
私はおまえとセメンテリオを歩いた

セメンテリオは風に揺られ
風はおまえの心に溜まる砂粒をさらっていった

死者の墓標には言葉もなく
刻印は白亜の石にその影だけを残し塞ぎこもる

セメンテリオの花は風にたおやかに揺れ

ゆらめきは春の陽と影となり
あざやかなコントラストのなかにおまえの肌を洗いつづけていた


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