とある日 とある夕暮れにて
どうしておまえはその海に見いだすことができよう
波のかけらに消えた雲の話や
仕入れられたばかりの風が語っていた物語のことを

それがひとときのおまえの夕暮れであるならば
あの刹那に消えた紺色の空の彼方に

波に消えていった彼方の砂丘のことや
潮風に崩れていった小さな沫のことを

仄かに消えていった潮に弄ばれた歌のことを
東からの風が奏でていたかろやかな響きのことを


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