900点のための本番技術


TOEIC試験の技術だけにトコトンこだわった受験対策です。

音声が始まったらひたすらPart3の問題と選択肢を読んでいく。
Part1, Part2, Part3 の前のdirection の間だけでPart3の問題全部とPart4の問題と選択肢の途中ぐらいまで読めればなんとか。900点に行くには、やはり最低でもPart3に入る前に選択肢を全部チェックしてしまうぐらいはしておきたい。
何に気をつけて問題文をチェックするべきかは、後ほど。


Part1
実は、いちばん苦手(汗)
俗に、「800点以上取る人はここは当然全問正解」と言われているらしいですが。
僕は、20問終わるといつも「3問ぐらい間違えてるんじゃないか」と不安になります (-_-;
どなたか、よい攻略法教えてください...。
Part2に入るときの精神状態にもよくないです (-_-;

Part2
実は、このPartはリスニングがぜんぜん内容を聞き取れてなくても「質問がどういう類のものなのか」、「回答がどういう質のものなのか」だけ「感じ」られれば正答できる。
何がなんだかまるで分からなくても正解できる、とても不思議なパート。

質問の類:
どうして〜をするの?」
いつ〜をするの?」
「〜をするの?どうなの?」

回答の類:
まともに答えるもの:「だって、〜だから。」「〜までにやるよ。」「〜やるよ。」
まともに答えないもの:「誰々に聞いてくれ。」「〜のスケジュール次第だ。」「まだなんともいえない。」
実はまともに答えていないものがかなり正答になる。それを意識しているだけでかなり違う。
まともに答えているのがトンチンカンな答えばかりだったら、まともに答えていないのが正解と思っておいてかなり正しい。

選択肢は3つ。最初の2つまで聞いたところで「この2つのうちならどっち。」といちおう決めるつもりで聞くと案外迷わない。2つとも違うと思ってもいちおう決めておいて、3つ目と聞き比べて決める。最初の2つでどっちかに確信を持ったら、3つ目は聞き流すぐらいでもよいか。
問題が次々放送されるので、迷わないことが大事。選択肢が3つしかないので、考えようによってはとても楽。

放送される疑問文の疑問詞を聞き取るというのもそうだが、実は回答のパターンにもある程度見当をつけておくことが大事。

Part3
ここまでひたすら問題文を読んできた甲斐がでてくるところ。

結局のところ、問題文にはいくつかのパターンしかない。
1.行動を起こす時間を問われるもの
2.誰が起こした行動なのか等、固有名詞(Bill, Allisa等)、普通名詞(attorney, physician等)を問われるもの
3.どこでの話なのか問われるもの
4.どういう行動をとったか問われるもの
5.行動の理由を問われるもの

問題文をチェックするときに気をつけることは、以下のようなところ。
1.人名、地名等の固有名詞はかならず事前にチェック。知っておくと聞き取りが楽。
2.時間、場所が問題になっているものでは、どのタイミングを問われているのか必ずチェックする。あとは話の流れだけなんとなくつかんでおけば逃さない。
5.行動の理由を問われる場合は選択肢が長い文章になるので、要点になりそうな単語だけ(最悪、主語になる名詞と動詞)だけでも拾って読んでおく。その問題まで放送が来たときにもう一度読み返せばおそらく十分。

答えになる部分が途中にでてきてしまうこともまま多いので、そういう問題は答えになる部分が終わったらもうさっさと聞くのをやめて次の問題を読んでおき、脳みそを休めて次の問題に備える。

Part4
放送が始まってなるべく早くに何についてのアナウンスなのかつかむことがすべて。
Part3の問題文を読むのにどのぐらい時間がかかったかにもよるけど、やれることは選択肢から内容を推測するぐらいでしょうか。
いずれにしても、選択肢を読みながら半分集中して聞くぐらいはなんとかできるところまできていないと、このパートの全問正解は厳しいと思う。
普段の量と質ですね。

とは言っても、ここだけは対策もなにもないか。冒頭で内容がつかめなくても混乱しないよう、普段から2ヶ国語ニュースを途中から見てもすぐに内容に入っていけるように練習する、とかそういうことが有効なのかもしれない。

Part5, 6
英語の「形」をしつこく問うてくるセクション。
そういう意味では、文法上の知識も大切だが、普段の聞いたり読んだりしている英語の質、量の差が実はここに如実に現れる。
このセクションのスコアをもうひと伸びさせるには、もっともっと読んで聞かなければならない、と心得ましょう。
試験中は、とにかくこのセクションに対しては必要以上に悩まないことが大事。全部終わってから必ずもういちど検討するものに「×」、時間に余裕があれば検討するものに「△」とか印をつける等しておくと、Part7が終わってからの見直しに便利。
Part6はたいていの問題では文章の意味を理解する必要はぜんぜんないので、そういう視点で解けるかどうか。

Part7
実は精読は必要ない。スピードが命。設問、本文の大意をつかんで、パッパと出典を確認しながらマークしていく能力が問われているだけ。極端なことを言うと、回答している段階では内容を理解している必要はない。回答が終わってからもその必要はない。
僕はざっと設問をざっと読んでから長文を読み始めて、ひといきつく度に設問に戻って解答できるものは確認しながら解答していくというやり方をとっている。
最初に設問を読むときに特に気をつけていることは、「which is NOT suggested」という類の、記載されていないものはどれかという設問。こういう問題は結局のところ載っているものを3つ探さなくてはならなくなるので、普通の問題の3倍とは言わないまでも結構時間がかかる。面倒なので、こういう設問を見かけたらきっちり設問をあらかじめ全部読んでおいて、関係ありそうなところを見かけたらそのつど印をつける等しておくとよいと思う。


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