あるコンサート会場で、びよらソロを聞いてすすり泣いている女がいた。
そのソリストは、コンサートが終わってからその女に話しかけた。
「私の演奏は、そんなに感銘深いものでしたかな?」
「いえいえ、実は私のせがれがびよりすとになるのです。あなたの演奏を聴いていると、息子の将来が案じられて、思わず涙がこぼれましてね。」


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びよらじょーく
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