あるばよりにすとが、とある湖のほとりでばよりんの練習をしていたのだが、間違ってばよりんを落としてしまった。
すると、湖からびよらを持った美しい精霊が現れて、こう聞いてきた。
「あなたが落としたのは、このびよらですか?」
ばよりにすとは、正直に答えた。
「いいえ、違います。私が落としたのはばよりんです。びよらではありません」

すると、一天にわかに掻き曇り、あたりをつんざくような轟音が響き渡ったかと思うと、ばよりにすとのそばにあった巨木に雷が落ち、燃え上がった。

精霊はもう一度訊ねてきた。
「もういちどお訊ねします。あなたが落としたのは、このびよらですね?」


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びよらじょーく
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