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第14条 反則の累積
累積される反則は、
・第12条の直接フリーキックで罰せられた反則である
・各チームが犯した前半、後半それぞれ5つまでの累積される反則を試合記録に記録する
フリーキックの位置
累積される反則が前、後半、それぞれ各チーム5つまで:
・相手チームの競技者はフリーキックに壁を作れる
・相手チームの競技者は、ボールがインプレーになるまで、5m以上ボールから離れる
・このフリーキックから直接得点することができる
前、後半、それぞれ各チームの累積される反則が、6つ目を記録してからは:
・相手チームの競技者は、フリーキックに対して壁を作れない
・フリーキックを行う競技者を特定する
・ゴールキーパーは、自分のペナルティーエリア内で5m以上ボールから離れなければならない
・その他の競技者は、ピッチ内のペナルティーエリアの外で、ゴールラインと平行なボールの位置に引かれた仮想ラインの後方に留まらなければならない。かつ、ボールから5m以上離れなければならず、キックをする競技者を妨げてはならない。また、ボールに触れるかプレーされるまで競技者は仮想ラインを越えてはならない。
進め方(累積される反則6つ目およびそれ以降):
・フリーキックを行う競技者は、他の競技者にボールをパスすることなく得点を狙ってキックする
・フリーキックが行われたのち、ゴールキーパーがボールに触れるかゴールポストかクロスバーからはね返る、あるいはピッチの外へ出たあとでなければ、競技者はボールに触れることができない
・ゴールラインから6m以内でフリーキックを行わない(第13条参照)。通常間接フリーキックとなる反則がペナルティーエリア内で犯された場合、違反の起きた地点に最も近いペナルティーエリアライン上からフリーキックを行う
・相手チームのハーフ内あるいは味方ハーフ内のゴールラインから10mの第2ペナルティーマークの位置に引かれるハーフウェーラインと平行な仮想ラインより前方で、そのぞれのチームの6つ目となる反則を犯したとき、第1条に定める第2ペナルティーマークから、フリーキックを上記の"フリーキックの位置"に従って行う
・競技者の味方ハーフ内の10m仮想ラインとゴールラインとの間で、それぞれチームが6つ目の反則を犯したとき、フリーキックを与えられたチームはキックを第2ペナルティーマークから行うか、あるいは違反の起きた地点から行うか選択できる
・延長戦が行われる場合、試合の後半に累積された反則は、そのまま延長戦に持ち越され累積される
違反と罰則
守備側チームの競技者が本条に違反した場合:
・得点にならなかった場合、キックを再び行う
・得点になった場合は、キックを再び行わない
キックを行う競技者の味方競技者が本条に違反した場合:
・得点になった場合は、キックを再び行う
・得点にならなかった場合は、キックを再び行わない
キックを行う競技者が、ボールがインプレーとなったのち、本条に違反した場合:
・違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与える。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行う