箱庭世界 その3
ここでは絵を曼荼羅風に記述している。現実の世界は広大複雑でどこから手をつけていいかわからないけど、入院療養による箱庭化で世界が限定的になると、自分なりに分析・表現できそうな気がしてくる。でも、そんな閉塞的・自己完結的世界の限界も君は感じている。
きわめてポジティブ・快活な箱庭的世界だよね。自分が優越感を味わえる夢の水中世界の描写だけど、でもシニカルな感覚も底流しているのを感じる。「彼でも王様が務まるような世界」「そういう世界のメデタい王様」、(中略)当時はすごく楽しかった? でも今にして思えば、あの頃は世界を知らなくてお山の大将だったんだけど。そんな(過去と自分と両方に対しての)愛憎半ばする感情かな。
ロールシャッハテストで2枚の絵に僕が見たイメージについて書いたメールに、友人が返事を送ってきた。
読んだ当初は意味不明だったけど、今日になって読み返してみて、彼は鋭いと思った。
01/07/14
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