「ショートク！バイト先の女のコから、今度の週末海に行こうって誘われてるんだけどさ、いっしょにどう？」
「やいショートク、ウチの弟分をずいぶんとかわいがってくれたそうじゃねえかよ、ああ?!」
「ショートク！フランス語Bのノートコピーさせてよ。人文地理と基礎情報科学２のノート持ってきたからさ。それから、明日ニ限の代返のことなんだけどさぁ。」
「ショートク先生、ウチの子、このあいだの中間試験の成績もあんなだったでしょう。このままじゃ、入試に間に合わないんじゃないかって、心配なんですよ。」
「おいショートク、最近学校にちゃんといってないみたいじゃないか。親に学費だけ払わせておいて、いったいどういうつもりなんだ？」
「ねえ、ショートク君。私たち、このままじゃいけないわ。やっぱりもういちどきちんと話しあうべきだと思うの。」
「ああっ、もう！一度に６人で話さないでくれよ！」
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