テレビの感想

ロシア語会話 2001年12月24日月曜日
すこいかすとーえと? = いくらですか?
すこいかすとーや = (複数のものに対して)いくらですか?
すかーに = 布地
すかじーちぇ = すいません(呼びかけの表現)
じぇとまろーつ = サンタクロース
りゅおーどぅ = 氷
しぇねーすか = ニシンの酢漬け

女性がいろんなお店で「いくらですか?」と尋ね、返事が返ってくる。それのくりかえし。
いつもどおりの、何のストーリー性もないスキットであった。
他の語学のスキットも見ていると、その工夫のなさがおもしろかったりしないかもしれない。

るーぶり → 1,21,31,...の語尾
るぶりゃー → 2,3,4、22,23,24,32,33,34の語尾
るぶれー → 0,5の語尾、11,12,13,14

ルーブルの語尾はくちゃくちゃと変化していくようだ。大変そうだ。

「おまかせスキット」では塩田君がしゃがんでいたが。
その床はなんだかどこか別の惑星のようであった。どうしてだか、と思っていたが、おそらく光や影の関係だろう。
ぶすぶすとくすぶっているまだ熱い惑星の表面の、赤を青にしたような床であった。

それにしても「デニースのおまかせスキット」って、すごいタイトルだよな。超センス。何だよ「おまかせ」スキットって。何をまかせるんだ?

「ロシア語会話」には、地上波ではなかなかお目にかかれないようなキャラが目白押しだが。
中でもすごいのは「デニース」だ。誰がみつけてきてテレビに出そうとしたのかな?こんな面白いヤツ。

ウラジミール某の「歌のある店」は、「誰も聞いてくれない」の続き。
「オイヨー、オイヨー」は、これまでで最大の盛り上がりであった。
「すばらしいコーラスで、希望が明るく見えるでしょう。」
という、ウラジミール某の陳述であった。

「早いところ氷が凍ればいいのになあ そしたら釣りにいくのに
何か捕まえたら知り合いに配ってやれる 惜しくはないさ
月は出てきてずうずうしく高く高く のぼっていく
今は力のかぎりかなしさからううなり声をあげても 誰も聞くものはない
ああ。。。聞くものは誰も無い」

「惜しくはないさ」のところはこだましていた。

今日は「聞いてみよう」はなくって、「ききかじりのおろしあ」がその分長かった。

その内容は、元旦のロシアのパーティーのお料理。

「ききかじりのおろしあのコーナーですー♪今日はロシアの料理を紹介する日ですー♪」
という塩田君はとってもうれしそうだった。料理を前に座らされて、早く食べたいと思いつつ待っていた、という感じであった。

ニシンの酢漬けはおいしそうだったが、コートを着たニシンもおいしそうだった。オープンサンドもおいしそうであった。
シャンパン飲むときはデニースだけ、こっちに一瞬目配せをしていた。

イタリア語会話は中国語会話でも料理の紹介はよくやっているが。キッチンでの取材映像だ。だいたい、「おいしそうですねー。」で終わり。
ロシア語会話のスゴイところは、「おいしい、おいしい!」と言いながら、実際にみんなでとりわけながら、スタジオでレギュラー陣が談笑しながら食事をしてしまうところだよな。

「ロシア語を勉強する人がもっと増えて欲しいね。」
というのが、黒田先生の抱負で。

オクサーナは、シャンパンを開けるとき、
「ロシアでは元旦のカウントダウンにあわせてシャンパンを開けるのだー!」
と、やたら高ぶっていた。声までうわずっていた。
こんなに高ぶったオクサーナは、見た記憶がない。デニースが歌うときも冷静な彼女が。