テレビの感想

フランス語会話 2002年1月26日土曜日
せこんびあん、せってばーぐ? = これいくら?この指輪は。
せ、ぐろてーすくぅ = ぐろてすくだ。

トルシェ監督へのインタビューがあった。
「フランス語もサッカーと同じ。勝率には不断の努力が大切です。」
大木先生にしてはおまじめなことをおっしゃる、と思ったが。両目でカメラを正面から見据えてのこの発言であった。

トルシェ監督へのインタビューはみんな楽しみにしていたようで。
パトリス、遥ちゃん、ベアトリスも全員うれしそうなオープニングであった。

「ロマンチックフランス紀行」では、エミがせっかく800フランと言われたルビーと思しき指輪を「高い!」と言って600フランまで負けさせたところで、リュックがマサルさんみたいに登場。
「このベルト、いいだろう♪」
「うぃー、ちぇ、ぐろてーすくぅ。」
という会話がオチであった。相変わらずロマンチック。エミの旅行もさんざんだ。
そういえば、スキットでは買い物はフラン。しかしもう世間はユーロ。

せ、しぇーず = いす

「どみにく、変わってる!」
遥ちゃんも、いまごろ気がつくとは。

しぇ、とろちぇ、ぷもぅわ = 負けてよー。
ら、さこしゅ = ばっぐ
ぶ、ぽぼぅぱめ、ふぁうぱ? = 安くしてよぉ。

トルシェ監督へのインタビュアーは、パトリスだった。
この2人、似てるよな。
ドミニクがインタビュアーになると予想してたのだが。

「僕はいつも新しい発見を探してきた。そうして、アフリカに10年、アジアに4年いるわけだよ。そうして、僕の生活は今でもいつも新しい発見なのさ。
日本は治安もいいし、地下鉄も安心して乗れるし、いいとこだね。レストランも、愛想がいいよ。
僕は有名人でいろいろたいへんだけど、文化的で心のゆとりのある生活をしてたいよね。職場と家の往復だけの生活なんて、考えられないよ。」
「日本に来たとき、何を思いました?」
「日本人は、僕の仕事にとても協力的だった。僕のやり方にあわせてよくやってくれてきたと思うよ。」
「逆に、???、なところは?」
「日本のサッカーは歴史が浅いね。それに、やっぱドメスティックだ。地理的、気分的にもたとえば欧州なんかと距離があるし、コンテクストな文化背景もあって、外に気分を出してきてすり合わせるようなことはしないよね。」
サッカーを離れても、相変わらず熱っぽく語るトルシェ氏であった。

しかも、なぜかインタビューのおまけで、彼はパトリスに生のこんにゃく、梅干、納豆等を食べさせられていた。
味への評価をしてくれ、とイエローカード、レッドカードを渡されたが。
順に、「カードなし(ぐっと)」、「イエローカード」、「レッドカード」であった。

なんだか、あっという間の番組であった。