テレビの感想

ドイツ語会話 2002年2月11日月曜日
いよいよ物語りも佳境。ざんねん。
このシリーズは来月でおわってしまう。

同時翻訳機能つきカラオケガエルに隠されたダイヤをめぐるものがたり。
すべての背後を知り衝撃をうけるカンベン。
アリナーヌとの気持ちはすれちがっていくのであった。

桂小米朝はちょこちょこ手前のアンチョコをみてるな。

カンベンを追いかける彼女。
「34号の客はどこへいったの?」
「空港へのタクシーを手配しました。」
きさくに答えるフロント。次に悪巧み2人組が来る。
「いまの女性はどこへ?」
「空港だと思います。」

そんなこと他の客にバシバシ答えていていいのか、と思っていたら。

次の客。
「今のひとたちは?」
「空港でしょう。」

「おまえ、今の客からお金とったか?」
「しまった。」

ドイツ語会話の役者はホントにベタで。
彼らには、何かになりきる、とかできないのではないかと思ってしまう。

それよりすごかったのは、スキットドラマ直後のアシスタント女性エスター(バリバリのゲルマン)の発言。
「今の最後の人、イタリア人っぽかったですね。」
「え?どこが?分かります?」
「分かりますよ。なんか、顔立ちがはっきりしなくって。あ、イタリア人の方にはスイマセン。」

Ich werde mit dem Koffer nicht glucklich.
このケースで私は幸せになれないわ。(今日の新スタンダード40)

「便利な表現ですね。」
「そうですか?」

どこが便利かわからない。「旅行に使える表現」が新スタンダード40ではないのか?

alt werden = 年をとる
erwachsen werden = 大人になる
das fenster = 窓
horchen = 聞き耳をたてる
aus dem Zimmer gehen = 部屋をでる
der Rucken = 背中
weglaufen = はしりさる

Jetzt sollten wir uns eigentlich freuen.
ここは本来なら喜ぶべきなんだろうな。

Ich glaube, = 思うに、〜ではないかな、と。
denken = 考えるに、
prinzen = 王子様(複数)

番組の最後におはがき紹介。カラオケガエルを自分で作った、という人がその写真の絵葉書を送ってきた。
「ちゃんと音楽もでるようにしてあります。あと足りないのは、中のダイヤだけです。」
ということであった。