イングランド-アルゼンチン
前半44分のPKは微妙なところ。あれでアルゼンチンに強く文句を言わせないところがさすがコッリーナさんだった。
あそこまで行くと、技術もそうだがむしろ信頼だな。
もっとも、彼自身当然のようにすばらしかった。
ポジションは全体にちょっと遠めな気はしたが、荒れそうになる前に注意を入れに行くタイミング、そのときの仕草等さすがであった。
ヘタクソな審判が吹いたらもちろん戦争になってしまう試合。
前半早い段階でバティストュータに警告を出したシーン。
あのとき、コッリーナさんの角度からは遅れてのタックルであることしか確認できなかった。タックルというほどのものでもなかったから雰囲気的には警告まで行くようなものではなかった。
しかし、そこでコッリーナさんはA1に聞きに行った。
おそらく、そのとき彼が聞いたのはA1の位置から見てバティが相手の軸足に対してチャージしていたかどうか。
それを確認してからの警告だったのだろう。
その他、ちょっと競技者(自身、あるいは他の競技者)から理解されにくそうなファウルにたいして
「ヒジを入れただろう。」
等と動作を入れて反則の根拠を示すなどしており、たいへんよろしかった。
これから上を目指す人にはぜひとも参考にしてもらいたいものだ。
2002年6月8日土曜日
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