絶賛!英語ビジネス・ワールド

絶賛!英語ビジネス・ワールド


スペイン語会話に続いて放送している、英語ビジネスワールドも非常におもしろい。
水曜朝6:40-7:30は、僕は教育テレビに釘づけだ。

この番組は、英語の、というよりも、何か特殊な教養番組、という感じだ。

あまりにもおもしろいから、深夜のは見れないけど、見れるときは朝だけでなく、昼12:30-の再放送も見ようと思う。

スキットの内容にも、今回はこれまでに比べて簡単についていけるようになってきた気がする。毎週集中して見ているから、ヒアリング力がついたのかな?
そんな、すぐにつくわけないか。

ステロイドの副作用かな?高揚するっていうし。
音に敏感に反応しやすくなっているのかもしれない。


スキットのあとの特集は、先週に続いて、ビジネスマンのキャリア・サポートの話だった。
これは、その前までの特集だったニューヨーク外食産業の話より、おもしろかった。

・・・と書くとつまらない。
申し訳ないが、僕の文章力ではどうおもしろいか表現できない。自分で見て欲しい。
木曜の深夜に再放送している。


ところで、朝の放送が終わった後、再放送の日時を確認しようと思って手元にある「ラジオスペイン語講座)」のテキストの裏面をチェックしていたら、月曜の朝がイタリア語で、火曜の朝がドイツ語だった、ということに気がついた。
逆だと思っていた。

もう、両方とも見ないからいいけど。


言葉を覚えたいと思って努力するかどうか、って結局、「その言葉のむこうにある何かに触れたい」と強く思う、ということだと思う。

もっと別の機会にちゃんと大絶賛しようと思っているけど、その点、「スペイン語会話」の「アミーゴス・DE・ペルー」のコーナーは、ペルーに住む、言ってみれば「普通の人たち」にスポットを当てて魅力的に描きあげることで、言葉の向こうの世界への興味を駆り立てる、すばらしいコーナーだと思う。

言葉って、最初に覚えることは
「こんにちは。」
とか、
「チケットを2枚ください。」
とかなんだけれど、それが最終目的で勉強するものではない。


「英語ビジネス・ワールド」のいいところは、たとえば今やっているスキットのドラマを取っても、視点がまるで「使える表現の学習」ではなく、「ネイティブのビジネスマンとどうやって円滑にコミュニケーションをはかり、目標を達成していくか。」というところの研究にあるかのようだ、というところだ。

"Akiyama"、"Yamamoto"、"Soyer"の3人の微妙なかけひき引き込まれていくうちに、いつのまにかそうやって雰囲気に飲み込まれていって、しかもそのこと自体が英語の勉強になっている。
そして、その場面をスタジオで再度検証していくなかで、自然に重要な表現なんかが紹介されていく。

あの番組構成がすばらしい、と思う。語学教材はこうでなくてはならない。
「語学の勉強だ」と思わせた瞬間、その教材の限界が見えてくる。


リンガフォンのスペイン語コースが退屈しないままにやりとおせた教材だった、というのも、まあ僕が当時南米にいたので実践練習の場に恵まれていた、というのもあるだろうが、それ以上に、教材自体が、魅力的なキャラクターが活躍し、軽いテンポでじょーくに富んだおもしろい切り口だったからなのだ。
もちろん面倒な部分もあったが、僕はある意味、あれを「楽しい小話の集合体」として聞いていたのだ。


逆に言えば、「言葉の練習」で終わってしまう語学教材ほど、つまらないものはない。

何度も言うけれども、NHKラジオ講座の「メガネのマノリート」はおもしろかった。CDになっていないのが、本当に惜しい。
あれだったら、毎日でもスペイン語の勉強するのになぁ。

01/05/24


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