さばさば・じゅてーむ

さばさば・じゅてーむ


「フランス語会話」は、なんと言っても、メインに立っている大木教授、井川遙、Patriceのとりあわせがすばらしい。

Patriceは、いつもしつこく「フランス語は体を動かして喋るんです。」と、実際におおげさな動作をながら遙ちゃんに語りかける。
彼女は素直に彼の仕種をマネして発音練習をしている。
涼しい顔して、がんばってるよな。好感もてます。

そして、大木教授はアタマのムチャクチャキレる紳士、としかいいようの態度で適切なコメントを加えていく。
この人、ホントアタマよさそうだよな。
彼が単体で登場して喋っているときなど、なんだか「明るい放送大学」という感じだ。

スキットや単語帳みたいなアニメのシーンなんかはフランス語に特別な興味がなければ別におもしろくないだろうが(もっとも、興味がなかったら見ないか)、フランス人に問いかけて帰ってくる返事を最初は普通のスピードで、そのあとゆっくり再生くりかえして聴くヒアリングのコーナーなんかも、ちょっとした意外性があっておもしろい。

サブの案内役であるアニメキャラスチュワーデスのベアトリスの位置づけ、とか、最後の空背景のシーンで教授がどうしていつも「地上に戻ってきました。」というのか、とか設定が分かりにくいところもあるが、まあそのぐらいいいか。
毎週フランス旅行しているのかな?

それ以上に、何度も言うけどこの番組はキャスティングがいいです。

僕はこの番組、好きです。
なにも、あそこまで遙ちゃんのアップを頻繁にもってこなくても、とは思うけれど。

01/05/24


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