今日の中国語

今日の中国語


(番組の冒頭、例によって、真っ黒の背景に、教授の上半身)

皆さん、こんにちは。ごきげんいかがですか?


今日の文字当てテストは、

「死了心」

だった。「心が死んでしまう」というのはどういうことか。
僕は、ちょっと前のロシア語会話で紹介された、死せる魂を買いあさるロシア小説のことを思い出した。


今日は、まずメインの4人のコーディネートに目が行った。4人とも、カッコよかったぞ。特に教授。うぐいす色のまるくびシャツがたまらなくよかった。この人、ホントカッコいいよな。


「心跳上海」では、今日は「外灘」なる場所が舞台だった。夜の街を歩いていた。
すばらしい風景だったな。上海って、ホント都会だ。とっても楽しそうだった。是非とも行ってみたい。
スキットの中国語はまるで聞いていないけれども、画面を食い入るように見ているだけで、「心跳」してくる。

スキットの中で、細長い建物を見て、「タケノコみたい。」と日本人の女の子が言うシーンがあって、食べ物の話をアサカワさんがしていた。
そうなんだよねぇ。どこに行ってもいいのだけれど、僕の問題は食事なのだ。
メニューが読めないから適当に頼んじゃって、来たものを食べちゃえ!
というわけには、(少なくとも)当分はいかない。
ヘンなものでも食ったら、たちまち緊急入院だ。


アサカワさんがいろいろ考えて質問しながら、すなおにたのしく勉強しているのを見ているのも朝からとても気持ちがいい。
さいきん、彼女の魅力がよく分かってきた気がします。

沈さんがあとでジゴロの部屋に帰ってきて、アサカワさんに「亮晶晶(リョウチンチン」と、彼女の目が輝いていることを表現していた。


ジゴロの部屋は、あいかわらずいい味だしてます。沈さんは、今日は楽しいひとり芝居をやってくれました。
すごいよ。沈さん。


スキットの魅力、というのは番組を見るモチベーションとして非常に大きいな、ということを今日思いました。

イタリア語会話のスキットは、主人公が旅行に出る前に自転車を整備しているシーンや、トリュフを探して森に入るシーンを何週も何週もしつこく繰り返して放送されていたし、ドイツ語会話は空港とか、アウトバーンとかのどこの都会にもありそうな映像シーンのスキットのところで僕は脱落してしまいました。

言葉の後ろの世界に引き込まれなかった、ということなんだろうな、と思いました。

スペイン語会話のマヤにも、日本の回想はこのへんにしておいてもらって、早く気持ちをキューバに戻してもらいたいものです。


発音した中国語がすぐに音符(じゃないですけど)になって出てくるボードも、いい道具ですね。

あんなのがもっと発展してくれて、動作のイメージについても修正できるような装置できたりすれば、日本人がスペイン語を覚えるときに、自然な動作が身につくのにな、と思いました。


番組の終わり、教授がまた登場しました。
「死了」=「亡」
ということで、
「忘」、「忙」が正解でした。

正解だけを伝え終えて振り返ろうとした教授、しかし、そこでピタッと止まり、再びこちらを向きます。

「忘れ物をするあなた、忙しいあなた、心が死んでませんか?」

教授はそういう問いを投げかけて、もう一度振り返っていきました。


うーん、すばらしい番組だ。

01/05/25


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