英語の勉強していると飽きます飽きないように工夫しましょう。勉強する環境によけいなプレッシャーをかけてませんか?
なんていうのは典型的なパターンですね。そういう場合、得てして「英語に飽きた」のではなくて「今のやり方に飽きた」というところだろうと思います。
・ メニューを決めてそれに固執している ・ いつも同じ場所で勉強している ・ いつも同じ教材だ、いつも同じ順番で勉強している ・ いつのまにか一日のノルマが膨大になっている
場所を変える、教材を変える、数十分のニュース番組なら頭からではなく途中から見るようにする等してみましょう。
机の前に座ってやるのはやめて寝転がる、普段見ない新聞やペーパーバックを読んでみたり、映画を見に行ったり、いろいろ収穫を楽しみましょう。
・ くたびれた ・ 先が見えなくなって退屈に感じてきた
メニューがふえすぎて煩雑な気分になっているときは、思い切って教材を大幅に絞ってしまうのもいいと思います。
いつのまにか、手段が目的になっちゃってたりしませんか?今の勉強のやり方はあくまで手段のひとつです。それを続けること自体は目的ではありません。
「家に帰ったら勉強しようとはよく思うのだけど、いざ帰ってくるとちっとも勉強しません。」家に帰るのにけっこうエネルギー使いますからね。それで家についたら気も抜けてなにもしなくなっても不思議じゃないすね。
なんてとこでどうでしょうか?
・ 帰りの電車に乗る前に勉強する ・ 家に帰る前にどこかに立ち寄って勉強する ・ 帰ったらもうさっさと寝て翌朝早起きしてやる ・ もうたいしたことはできないとはじめから割り切って、ヒマなときに参照するための単語帳を作るとかのやっつけ作業だけに精をだす
ファミレスとか喫茶店とかに立ち寄るのは特にオススメです。家にいるときと違って他に娯楽がなくなってしまうので、必然的に(意欲があるなら)勉強してしまうことになります。
それと、朝会社につく直前に時間をとって勉強するというのもたいへんオススメです。
理由をあげればキリがないですけど、
・ 朝の元気な脳みそで勉強するので吸収がはやい。 ・ 朝いちばんにやることが会社のための仕事ではなく自己啓発になるので、気持ちがいい。 ・ 一気に職場につくのに比べて通勤のストレスを軽減できる。 ・ 家にいるときより簡単にひとりになれる(一人暮らしでない場合)。 ・ その日の気分で場所を選ぶことが簡単なので、勉強そのものに飽きにくい。 ・ ・気になったところを昼ごろに軽く復習すると、ちょうど3時間-4時間経過したところでの復習になるので忘却曲線的に合理的。 ・ さらにそれで帰り道に電車の中等で復習すると忘却曲線的に合理的。帰りは疲れているので軽く復習程度でちょうどいい。 ・ ・家を早めにでるので気分的に余裕がある。遅刻しにくい。ラッシュからはずれた時間に電車に乗れる。
リスニングの勉強法教材を2種類に分けるとよいと思います。
前者はたとえば「NHKビジネス英語」等のCD教材。
・ 何度も聞くもの ・ 一度しか聞かないもの、何度か聞いたらもうそれっきりなもの
後者はBS1のニュース番組とか、スポーツ中継とか。
聞くときにも、いろいろ焦点のあわせ方を変えてみましょう。
等、狙いはいろいろあります。知らない単語を拾い出すために聞くとか、何度も聞いたものをまた聞くときも前に消化不良だった語彙に注意して聞くとかいろいろできます。
・ 1度で大意を把握する ・ 構文、語彙に注意して清聴する ・ 聞き流しつつ流れをつかむ ・ 他のことをしながらなんとなく気にしつつ聞く
とにかく、目標をたてて聞くべきです。まんべんなくだらだら聞きつづけていても、慣れはしますが、力はつきません。
「聴いているだけでTOEIC900点」とかはありません。2倍集中すれば効果は2倍、3倍集中すれば、効果は5倍、だらだら聴いても効果は1/5です。
それから、リスニング力の基盤は、リスニング6割、リーディング2割、スピーキング力2割。聴いてるだけでは力はつきません。
あと、教材選びはすごく大切です。はじめのうちは、なるべくスタンダードなものを選ぶこと。
日常的でない音は、聞いててもそれほど役に立たないと思います。それから、自分が興味の持てる話題のものも選んでいくこと。
それから、聞き取れなくても気にしないことがとても大事です。全部分からなくてもぜんぜんいいんです。TOEIC900点取っても、英検1級取っても、「前より分かる」というところまでは来ても、まだ完全には理解できません。最終目標がどうであれ、当面は、全部は分からなくて当たり前。最初からそういう気分で聞けるかどうか。
あと、リスニングするときは、最初からテキストを見ちゃだめ。これ、ぜったいダメです。
「英語ぜんぜんできない人は、最初はテキストを見てからでないと。」
これ、典型的なウソです。ぜったいダメ。まったく逆です。最初はテキスト見ちゃダメ。テキスト開くのは、何度か聞いて、自分がどこが聞き取れてないのかはっきりさせてからです。
そもそも、「英語ぜんぜんできな」かったら、しゃべってるスピードで字幕読むこともできないはずです。
キャプションつき番組も、ダメ。字見ている間は、ぜったいに力つきません。音に集中してないと。字を見るのは、チェックするときだけです。
それか、知らないボキャブラリーを吸収するために聞くとき。でもそのときはリスニングは上達しません。
さっきも書きましたが、知らない、分からない、不可解な音など、出てきて当たり前です。逆に言えば、それを埋める力が必要です。
日本語でもそうでしょう。あなたの周りにいませんか?日本語不明瞭な人。でも会話になっているのは、あなたに聞き取れない音を埋める力があるからです。
何語でもおんなじです。
リスニングの調子のいいときと悪いときがありますね。
日本語でも、あんまりわけの分からないことだと聴いてられないことがあります(笑)
まあ、でも調子の悪いときでも、ずっと続けてるならば数ヶ月前より確実に力はついてるはずですし、そういうときはくさらないで目標下げちゃってでもいちおう続けときましょう。
ずっとスランプだと感じているなら、いつのまにか目標が高くなっている場合もあります。その辺もチェックしましょう。
数ヶ月前に聴いていたCDなんか、久しぶりに聞いてみてください。前よりすごく上達してませんか?
それから、語彙力をつけること。特に、TOEIC800点台中ごろを越えたあたりから。
語学は語彙力です。大きな誤解無く理解できるだけの基礎的な文法的知識がついたら、そこから先は語彙力です。
TOEICは要求される語彙レベルが低いので、TOEICの勉強ばかりしていると、リスニングで450点ぐらい取れるようになっても、いずれ「どれも分かりそうで分からない」という時期に直面してしまいます。
TOEIC対策ではないですが、そういうときは、もっと語彙レベルを高めるべくチャレンジするときかもしれません。
TOEFL、英検1級といった語学検定もきっかけとしておもしろいかもしれません。TOEICから入ると、最初、英検1級の語彙レベルには唖然とさせられてしまいますが(笑)
あと、リーダーズ・ダイジェストを読んでみるとか。
TIMEはいきなりは勧められません。語彙レベル高すぎて(笑)
「勉強に飽きた。」というときと同じで、どっかで集中して聴けるもの or リラックスして聴ける音を聴きましょう。
英語でなくてもいいです。音楽でもいいですし、他の外国語もおもしろいです。
そういう別の音をたくさん聞いてから戻ってくると、英語を別の角度から聞くことができるようになり、ちょっと伸びるきっかけになります。
長文読解精読と多読を使い分けましょう。最終的に要求される力は多読ですが、精読なしで多読の力もまたつかないだろうと思います。
ボキャブラリーの力は継続してつけましょう。上でも書きましたが、語学は最後は語彙力です。
NHKの「ビジネス英会話」にでてくる語彙を徹底的にやった上で長本氏の著書を抑えれば、800点には乗ると思います。
さて、そのボキャブラリーをつけるには「暗記エクセレント@」でじゃんじゃん練習してください。
みかけた文章をまるごとコピー&ペーストしていって、穴埋め問題にしてくり返し解きましょう。
とっかかりのためなら、頻度順にならべられている単語集をとりあえずやるといいと思います。最初はすんなりできるはずです。見かけたような見かけなかったような単語ばっかり、という域までとりあえず行きましょう。そのうち壁にぶつかります。
そこからかなり先まで、がんばって目をとおしておきましょう。10個のうち2個ぐらいは見かけたかな、というところぐらいまで。なんとかそのあたりまで何度か目をとおして、とりあえず訳は分からないけど見慣れた、というところまできたらそれ以上はやる必要ないです。しばらくあちこちで、それまでよりレベルの高めのテキストを探してきてたくさん読みましょう。そのときに単語集で見かけた単語をまた見かけるはずです。
そういうことが続いてから単語集に戻ってくると、けっこうおぼえかけている。覚えかけのものは、そのまま覚えてしまいましょう。「見かけた」というきっかけが、実際に知らない単語がでてきたときにその印象を強くしているはずです。
暗記エクセレント@を作る前は、僕はBookshelfで調べた単語は片っ端からそのままプリントしていって、ヒマあるごとに復習してました。覚えたら、余白の残っているものはプリンターに戻す。余白の残っていないものは捨ててしまう。
わざわざ手書きのものを作る必要はないと思います。面倒なだけです。
とにかく、見かけた単語は必要を感じたらマメに覚えていくことです。
結局やり方は人それぞれだと思います。いろいろ工夫して自分にあった方法を見つけましょう。
その方法にいきづまったら別の方法を試す。ボキャブラリーだけは継続するよりないところなので、絶え間ない工夫をするかどうかですごく差が出るところです。
とにかく、ボキャブラリーには貪欲になりましょう。リスニング、文法、語法、長文、どこでもボキャブラリーは絶対重要です。
多少知らなくてもなんとかなるけど、あんまり知らないとどうしようもない。ずーっとマメに継続していかないといつかボキャブ不足が理由でおおきくつまづきます。
文法対策長本吉斉の著書2冊をきっちりやりましょう。他はとりあえず不要です。でも、僕もこれに出会うまでは実は文法ぜんぜんダメでした。これに出会ってから一気に文法問題が楽になりました。簡単なところから順を追って徹底的に解説してある文法のテキストって、実はぜんぜんないんですよね。この2冊は見た目はボリュームあるけど、やってみると隙間ばっかりでたいしたことないです。解説も口語口調で、非常に読みやすいし。
それよりたいへんなのは、実は語法。「たらちねの」→「母」、「逢坂の」→「関」とか、そういう具合です。お互いに相性のよい語彙同士の組み合わせというものがある。これは普段から地道に気をつけていくしかないです。似たようなニュアンスの言葉の比較なんか、(remote, far, away の使い分けとか)。
辞書で見かけたらこまめによんでおきましょう。bookshelf搭載の英和、英英辞書にもでてます。気になった言葉はまめに辞書引いて調べましょう。
辞書を引いてるときが、僕がパソコンの恩恵を感じるときですね。ラクです。ラクだから、調べてみようか、という気になる。紙媒体の辞書なんか、とてもじゃないけどしょっちゅう引く気になれません。
こまぎれ時間活用法こまぎれの時間には、大掛かりなことはしない。
新しいこと、難しいことは時間があって、集中できるときです。そうでないと、英語が負担になって、そのうちイヤになってしまいます。
電車の中なんかでは、よく聴いたリスニングCDとか、何度かやった文法の問題集を復習するとかそのぐらいにしておきましょう。
たまに新しいものに手をつけてもいいと思いますが、いつもはムリでしょう。ストレスのかかる環境で新しいことを覚えていくのはとてもたいへんです。そんなことばかりしてると、そのうち勉強自体がイヤになっちゃう。
それか、プリントした単語集でもいいですし、辞書からプリントしたものでもいいです)を何度も見直すとか。携帯メールに単語カード代わりに問題と解答を送っておいて、それを見てチェックするとか。
睡眠学習の効果は如何にリスニングについては、あると思います。でも、はじめて聞くものはダメ。よく効果を感じるのは、
・とりかかったばかりの、何度か聞いたけどまだ不明なもの
・さんざん聞き倒して、ひさしぶりに聞くもの
前者は、一晩リピートでかけていると翌日不思議に聞き取れるようになっていたりします。音に慣れる。
後者は寝入りばなの意識がなくなりかけてる時間まで復習に活用しようというものです。しばらくして戻ってくると構文や語彙にあらたな発見があったりして、寝る前に「へぇ」とか思って聞いているとそれがそのまま寝ている間に整理されているという具合(なはず)です。
どちらを選ぶにしても、英語だけしか入っていないものにしましょう。トラックごとに英語、日本語が交互に入っているようなものは、日本語の部分をカットしましょう。
日本語の部分があると集中がそがれますし、純粋に、英語の勉強という観点では、時間の無駄です。
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