kick the bucket
そのまま解釈 : そのバケツを蹴っとばす 慣用句としての意味 : 死ぬ 採集場所 : NHKビジネス英会話2003年8月号 慣用句度 : ★★★★★ とりあわせ : ★★★ 意外性 : ★★★★★ こりゃまたすごい慣用句。まいった。
[バケツを蹴っとばす] ---> [死ぬ]。[風が吹く] ---> [桶屋が儲かる]なんて騒ぎじゃないです。コンテクスト不明も甚だしい。おちおちバケツも蹴っとばせやしない。
プログレッシブ英和辞典によると、米語のスラング。受身は不可とのこと。アメリカン・ヘリテジには "[Slang] To die" とだけ、あっさりと書かれている。
コンテクスト不明すぎて、由来の想像のしようがありません。誰ですか?こんな表現を思いついたのは?
以下は、Sanaeさん作成の放送のスクリプトです。
kick the bucket 死ぬ
"Kick the bucket" is a slang expression, meaning to die. And this is used in very casual conversations when you're discussing death in general. I wouldn't use it to refer to death if you're talking with someone who, perhaps, had a loved one die recently. They would be very offended by it.
http://home.att.ne.jp/zeta/sanae/
「くたばる」とか、そんなところなんでしょうね。
その後、 la seine さんよりご指摘いただきました。"kick the bucket" というのは、木の枝に紐(or縄)をくくりつけ首吊り自殺を図ろうとして、地面に伏せたバケツの上に立った状態で、バケツを蹴っ飛ばす、という意味だそうです。
なるほど、確かに slang ぽいですし、親しい人が死んだときにそんな表現使われたら怒りますわな。受身が不可というのも、おおいに納得。
la seine さん、ありがとうございました。
管理人にメールする
「世界の慣用句」トップへ
こねこねのさいとトップへ